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ハロウィンとはそもそも何なのか?起源の国は?日本ではいつから広まった?

2017/07/20

今年もハロウィンが近づいてきました!

ここ数年で一気に広まりましたよね。

中には「ハロウィンとはどういうお祭りなのか?」とか「どこの国で始まった?」、「いつの間に日本で広まったの?」といった疑問をお持ちの方も多いと思います。

今回はそれらの疑問についてお答えしていきますね。

できるだけ分かりやすくお伝えしていくので、興味のある方はぜひ一度ご覧下さい。

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ハロウィンとは一体何なのか?

ハロウィンとは昔のヨーロッパで始まったお祭りです。その歴史は相当古く2000年以上前。日本のハロウィンはアメリカの影響を強く受けているのでアメリカ発祥だと思いがちですが、実は古代のヨーロッパで始まったんですよ。

このハロウィン、最初は秋の収穫祭(その年の収穫を祝う祭り)や悪霊を追い払う行事として行われていました。ドルイド教という当時住んでいた人たちが信仰していた宗教の儀式の一つだったんですね。

しかし時が経ち時代が変わるにつれ宗教色はなくなっていき、民間行事として広く一般に浸透していきます。現在はアメリカを中心に親しまれていてハロウィン当日は盛り上がりを見せます。「ジャックオランタン」や「トリックオアトリート」、「仮装」といった習慣や言葉は今やハロウィンの代名詞ですよね。

これらの習慣については長くなるので別の記事にまとめてご紹介しています。興味のある方は覗いてみてくださいね。

ハロウィンのトリックオアトリートの意味って?由来や返事の仕方をご紹介

ハロウィンのかぼちゃの由来と意味。ジャックオランタンとは?

次はハロウィンの起源と始まった国についてもう少し詳しく見ていきましょう。

ハロウィンの起源になった国はココです!

ハロウィンは今から2000年以上前の古代ケルト人が起源で、今のイギリス北部のアイルランドや西部の島スコットランドで生まれました。当時はハロウィンではなくサウィン祭と呼ばれていました。

なぜかというと、彼らケルト人が信仰していたドルイド教のお祭りだったからです。キリスト教と関係のある行事だと思っていた方もいらっしゃるかも知れませんが、厳密にはキリスト教とは関係はなく、大元まで辿ればドルイド教という自然信仰に行き着くんです。意外ですよね。

ドルイド教では一年は10月31日で終わるのでその日に合わせてサウィン祭を行っていました。サウィン祭では精霊を祭り、その年の収穫を祝ったり悪霊を追い払う行事をしていました。その名残が今のジャックオランタンや仮装の習慣に繋がっています。

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しかし、紀元前一世紀にローマ帝国に支配され彼らの習慣や宗教も徐々にカトリック教と同化していきます。カトリックでは11月1日を諸聖人の日「Hallow」と定めていて、その前日、10月31日を「All Hollow Eve」と呼んでいました。そこから「Halloween」という言葉が生まれます。

カトリックは一神教なので多神教であるドルイド教のお祭りを認める訳にはいきません。そこで諸聖人の日の前日という意味を込めて現在のハロウィンという祭りを作ったんです。これならドルイド教の風習を残す人たちも10月31日をお祝いできますからね。

7世紀頃の話です。諸聖人の日というのはカトリックの聖人や殉教者の為の日で、ミサに行ったりお墓参りをしたりします。イギリスでは諸聖人の日は祝日になっているんですよ。

さすがに1000年単位の歴史あるお祭りです。いろんな流れがあって今に至るんですね。

では、日本でハロウィンが流行りだしたのはいつなんでしょうか?

ハロウィンが日本で始まったのはいつから?

ここ数年の日本でのハロウィンの盛り上がりは凄いですよね。気がつけば10月のイベントとしてすっかり定着し、ペットまで仮装する時代になっていました。

「いつの間にこんなに流行ったの!?」と思われている方も多いと思います。

日本でハロウィンが広く知られるきっかけとなる出来事の一つが1997年から始まった東京ディズニーランドでのハロウィンイベントです。

初めは10月31日だけの限定イベントでしたが、好評を得て徐々に規模も大きくなり、今では9月〜10月の2ヶ月間に渡るビックイベントに成長しました。最近ではusjを初めとした他の遊園地でも盛んにハロウィンイベントがありますよね。

また、認知度が高まるにつれお菓子メーカーやコスプレの衣装に関連した企業を中心にハロウィン商戦参入も進み、ハロウィンの普及に一役買っています。時期になるとハロウィン仕様の包みに入ったガムやアメをよく見るようになりました。市場規模も推計で1000億円を超え、季節を代表するような大きなイベントとしてお馴染みのものとなりました。

日本のハロウィンは商業的な要素が濃く、クリスマスやバレンタインに近い感覚の新イベントと言えるでしょう。

でも、ここまでハロウィンが盛り上がったのは日本のコスプレ文化も影響していると思います。日本はコスプレ好きな方も多いですかからハロウィンの仮装をする習慣と相性も良かったのでしょう。そう考えると日本はハロウィンを受け入れやすい環境だったのかも知れませんね。

まとめ

ハロウィンは古代から続く歴史の深いお祭りです。

今では元々持っていた意味は薄れ当時の風習の名残を楽しむお祭りとして広く世界に普及しました。

今年は皆さんも参加してみてはどうでしょう!?

ハロウィンに関連したイベントや仮装パーティもたくさんあるので盛り上がると思いますよ。

それでは!

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