釣り初心者におすすめの釣り場。堤防や釣り公園で簡単な仕掛け釣りを楽しもう
2017/07/22
みなさん釣りの準備はできましたか?
一通りの道具が揃ったら、次は釣りの計画を立てていきます。
釣りができる所といえば、川や湖、港や釣り船で沖に出たり、といろいろありますが、今回は初めての海釣りということで、まずは初心者の方でも安心な陸上での場所を幾つか取り上げたいと思います。
陸の上といっても釣れる時はいっぱい釣れるので、ぜひ参考にしてください!
釣りの初心者さんにおすすめしたい釣り場所は?
ズバリ、海釣り公園や釣り桟橋と呼ばれるところです。初心者の方やファミリーフッシングを経験するのにはもってこいです。釣りをするために作られた公園ですので、潮通しもよく魚が釣れやすいところに作ってあります。いろいろな魚が釣れることでしょう。
地域によって海底の地形や住んでいる魚も違いますので、例えば、岩が多いのならミャク釣りで根魚狙い、砂地ならチョイ投げでキスやカレイ等を狙ってみると良いでしょう。また、アジやサバ、イワシの群れが入っているようでしたらサビキで大漁狙いも可能ですよ!
釣行前に海釣り公園の情報をネットや釣具屋さんで仕入れて、その場所に合った釣り方で魚釣りをすると良いと思います。
海つり公園の釣り以外の良いところ
足場が良いのはもちろん駐車場やトイレ、自動販売機、季節や場所によっては売店も完備されているので、女性やお子さんも釣りをするには最適の環境と言えます。トイレに関しては、岸壁には基本ありません。港にはある所もありますがあまり綺麗ではないトイレが多いですね。紙がなかったりとかも、、、
あと、最近できた所だと救命胴衣やAEDが備え付けてある場所もあるので万が一の時にも心強いです。
海釣り公園に欠点があるとすれば、数が少ないことです。仕方ないと言えば仕方ないですが、私の住んでいる地域にも残念ながら1つか2つあるくらいです。とはいえ、海釣り公園は初心者の方には最もオススメしたいポイントですので、近くにある場合にはぜひ行ってみてくださいね。
釣りの初心者さんにおすすめしたい港や堤防での釣り
次は港や岸壁、堤防での釣りをご紹介します。こちらも陸釣りでは定番のポイントですが、外海に面した場所やテトラポットなんかの危険な場所もあるので注意してくださいね。
港の釣りってどんな釣り?
陸での海釣りといえば、港を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?海沿いの地域でしたら港も数多くありますし、交通アクセスが良い所も多いですからね。港の中で釣りをする時は地面のヘチや船の渓流ロープの下など、障害物の影や海中に岩がある所を狙いましょう。底が砂地ならハゼやキス、岩や海藻の多い所ではカサゴ等の根魚が釣れます。港の中を移動しながら足元の根魚なんかを狙っていくのもオススメです。
また、夕方〜夜なら電気ウキを使ってのセイゴ釣りも面白いですよ。セイゴはシーバス(スズキ)の子供で引きこそ大人の魚には及びませんが、港の夜釣りではポピュラーな釣り物ですし、何よりうまい(笑)次の日、塩焼きにすると美味しいおかずが1品増えます。
私も港メインで釣りをしている時はよくセイゴを釣ってました。夏の終わりの風に当たりながらウキを眺めて釣りをするのも良いものですよ。
岸壁の釣り
港の釣りとほぼ変わりません。岸壁は車で横付けできる所も多く人気があり、釣り場の1つです。また、足場も良いのでお子様連れで魚釣りに出かけられる方も安心して釣りを楽しめるでしょう。釣れる魚は港とよく似た物が多いですが、釣りをするスペースも広く取れる場合が多いのでゆったりと釣りができると思います。
岸壁では大きな船が出入りするので底は砂地メインの場所が多いですね。私も岸壁で釣りをする時は、チョイ投げ釣りで足元よりも少し離れたポイントを狙うようにしています。また街灯も多く、港よりも明るいので夜釣りをする際もオススメのポイントですね。
ただし岸壁では広ければ広いほど大きな船が入ってきます。漁船から商業船、貨物船や海上保安庁の巡視船等、様々な船が出入りするので船が入ってきて邪魔になるようならすぐに場所を空けるようにして下さいね。皆でルールを守って楽しい釣りをしましょう。
堤防での釣りはどうするの?
港には防波堤(堤防)あります。本来は波から町や船を守る物ですが、釣りもできます。基本的には港の中や岸壁の釣りと変わらないですが、先端の方に行けば大きな魚が釣れることもあるのでチャレンジしてみましょう。
ただし、立ち入り禁止になっている防波堤には絶対に入らないようにして下さい。トラブルの元になったり、危険があったりしますので。また、防波堤は街灯のない所も多いです。日が落ちると完全な暗闇となり非常に危険ですので、暗くなる前には港の中に戻るようにしましょう。
海釣りの初心者さんにおすすめの簡単な仕掛け
さて、ここからは初めての海釣りでおすすめしたい簡単な仕掛けをご紹介します。詳しくは別の記事でご説明させて頂いているので、そちらも参考にご覧くださいね。
・ミャク釣り
針にエサと小さな重り(ガン玉)を付けただけの、最もシンプルな仕掛けです。しかし、釣果は充分に期待できますし糸絡み等のトラブルも少ないのでおすすめします。
ミャク釣りをしてみよう。仕掛けや釣り方、ポイント選びについて
・サビキ釣り
アジをはじめとした小魚の群れが来ている時はサビキでクーラー満タン目指しましょう。魚の群れは一晩でどこかに消えてしまうこともあるので、情報を聞いたらできるだけ早く釣りに行くことが重要です!
・ちょい投げ釣り
底が砂地メインの時はちょい投げ釣りが活躍します。仕掛けを投げる楽しさと共にキスやカレイを狙えるのでおすすめです。
ちょい投げ釣りと投げ釣りとは?仕掛けの作り方や釣り方のコツをお伝えします
・ウキ釣り
ウキ釣りではセイゴやグレ、黒鯛なんかがターゲットになります。海中にウキが引き込まれる瞬間はクセになりますよ。
・エギング
エサではなくエギと呼ばれるルアーを使い、アオリイカを狙う釣りです。秋口は小イカが良く釣れルアー釣りの入門にはぴったりの時期なので、興味ある方は参考にして下さい。
エギングに必要なタックルと仕掛け。おすすめエギと釣り方を紹介
どの釣りも簡単ながらよく釣れる基本的な仕掛けです。お近くの釣具店やネットで皆さんの行かれるポイントに合った釣り方を覚えてみてくださいね!
まとめ
道具を揃え釣り場所を決めれば、後は釣りに行くだけです。
忘れ物や釣れる時間を見極めて海の遊びを思いっきり楽しんでください。
あと、釣りに行く際には天気予報をよく見て釣りに行く日にちを決めてください。夏から秋にかけては台風のシーズン本番です。台風のウネリは接近の数日前から入ってくるので、波や風の予報に注意して、釣りに適さない天気の時は諦めることも選択肢の中に入れておいてくださいね。
それでは!