エギングロッドの種類と選び方。長さや硬さの違い、インターラインとは?
2017/07/05
こんにちは。
今回はオカッパリ用のエギングロッドについてご説明します。
エギングロッドには長さや硬さ、アウトガイド(ガイドが付いている)かインターライン(ガイドが付いていない、中通し)かという違いがあり、初心者の方はどうしようか迷う時があると思います。
エギングの道具を準備する上でも最も迷うところかもしれません。
そんな時、今回の記事がエギングロッド選びの参考になれば幸いに思います。
エギングロッドの種類と選び方、長さの違いは?
エギングロッドの長さはだいたい8ft台ですが、その中でも微妙に長さが異なります。メートルに直すと2.4mから2.6mくらいの間です。この違い、長くてもたかだか20cm程度なんですが、この差が結構大きいんですよね。何が違うかって、一番は飛距離でしょう。オカッパリでのエギングはキャストをしなければなりませんから、当然、どれだけエギを遠くに飛ばせるか?ということはとても重要になってきます。
実際に釣りをしていると、沖のポイント(沈み根や海藻のある場所)に後1〜2m届かない!といった事もよくあります。
「なら長いロッドで」
と思うかもしれませんが、それはそれで不便な時もあるんですよ。
例えば、秋イカをサイトで釣る時。サイトフィッシングというのは、秋の小イカを堤防や岸壁の近くで釣ることです。岸から近いので必要以上に長いロッドは必要ありません。長すぎると逆に穂先が水面についてしまう事があります。他には車に乗せる時や、歩いてポイントを移動する時など数cmの長さの違いが絶妙に邪魔になったりする場合もあります。長さ自体はそこまで大きな違いはないので迷うところですが、私はオカッパリ用のロッドは8.6ftを使っています。
足場が低いところで穂先を下に向けると水の中に入ってしまう事もよくありますが、なんだかんだで活躍してくれています。
エギングロッドの種類と選び方、硬さの違いは?
釣具屋さんで竿を見ているとタグにLとかM、H等の表記がされていると思います。これは竿の硬さを表すもので、Lなら柔らかい、Mは普通、Hは硬いという意味です。一般的にはLは秋の小イカ、Mは通年、Hは春のデカイカに対応しています。Lサイズのロッドで春のデカイカを釣るとパワー負けする場合がありますし、逆にHサイズのロッドで秋の小イカを釣ると、ロッドのパワーが強すぎて小気味の良い引きを楽しむことが難しくなります。
初めて買われるのでしたら、MLかMサイズのロッドが一年を通して使えるのでオススメです。
また、ロッドは柔らかいとエギが飛びにくい、硬いとエギが飛びやすいといった特徴もあるのでご参考に!
エギングロッドのアウトガイドとインターライン違いは?
アウトガイドとインターラインの違いは、、、
・アウトガイドは細くて軽い
・インターラインは感度が良い
・インターラインは糸絡みが少ない
といったところですね。それと、インターラインのロッドは仕掛けを作る時にワイヤーが必要だったり、使用後はロッドの中を丁寧に洗う、等の作業が必要になります。
どちらを選ぶか?と聞かれれば、個人の好みで良いと思います。しかし、どちらのタイプのロッドにも一長一短がありますので両方の特徴をしっかりと把握して、自分にあったロッドを見つけましょう。また、実際に釣り場で今まで見てきた中では、ほとんどの人がアウトガイドのロッドを使ってますね。私もアウトガイドです。テレビではインターラインのロッドを使われている方もよく見るんですが、、、
アオリイカは値段の高いロッドを使えば簡単に釣れるというものではないです。例えば、隣の人が自分のロッドより良いものを使っていても全然釣れない場合も普通にあるので、そこまで気にしなくても良いと思います。あまりに安すぎるのもどうかとは思いますが、結局はどんなロッドを使ってもアオリイカには知る由もないので、値段よりも実際に手に持って使いやすそうなロッドや、しっくりくるロッド、店員さんと相談して納得できるロッドを選ぶようにすると良いですよ。
店員さんにも得意な釣りジャンルがあるので、エギングロッドを探す時はエギングに詳しい店員さんを捕まえると、その地域ならではの情報や釣り方のコツも教えてくれたりします。そういった話や道具選びも釣りの楽しみの1つですので、いろいろ悩んでじっくりとロッドを選んでくださいね。
まとめ
エギングにはいろんな種類の竿がありますが自分で触ってみるのが一番です。
イカ釣りには他にもティップランをはじめ多くの釣法があるので、まずは最初の一本をゆっくり選んでみてください。
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それでは!