情報日記

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初めての釣り ルアー編

ティップランエギングとは?初めてのタックル選びや仕掛けを紹介

2017/07/05

春や秋はエギングシーズンです。

特に秋イカは数釣りも楽しめて、初心者さんにもチャレンジしやすいベストシーズンと言えるでしょう。

そんなエギングにもいろいろな種類がありますが、今回は船でのティップランエギングについてスポットを当てたいと思います。

チャレンジしてみようという方はぜひ参考にしてください。

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ティップランエギングってどんな釣り?

ティップランエギングとは一言で言えば竿先で当たりを取る釣りです。陸っぱりでのエギングでは主にラインの出方や竿をしゃくった時の重さで当たりを取りますが、それとは全く異なる釣りと言って良いでしょう。具体的にはエギを着底させて数回巻きジャクリを行い、ステイ(エギをピタッと止める)した時にイカがかかるという釣り方ですね。

ステイ中はラインにテンション(張り)がかかっています。なので、ロッドのティップ(竿の先端)は少し曲がっているのですが、イカがエギを抱くとそこからさらにティップが曲がったり逆に真っ直ぐにティップが戻ったりします。その瞬間にフッキング(合わせ)をしてイカを釣ります。このように、ティップが動く(走る)と言う所から名付けたのがティップランエギングです。この釣りは、私も初めて釣るまでは単調な感じがしてあまり魅力を感じなかったのですが、一度釣れだすと一気にハマってしまいました。

・ティップに全神経を集中してイカを待つ時のドキドキ感

・たくさん釣れる

個人的にはこの二つがティップランエギングの最大の楽しみだと思います。どれくらい釣れるのかというと、私の最高記録は60杯です。船中で約300杯でした。かなり遠い場所でしたが朝からずっと入れ喰いでしたよ。後にも先にもここまで釣れたのはこの時だけでしたが、、、

ティップランエギングは場所や天気、潮の流れ等、条件が揃えば釣果が爆発する事もあるので是非チャレンジしてみてくださいね。

ティップランエギングのタックル選び

では、タックルの選び方についてご説明していきますね。

どんな竿を使うの?

ロッドですがティップランエギングで最も重要な道具です。ティップで当たりを取る釣りですのでロッドは慎重に選びましょう。では、どういったロッドが良いかという事ですが、ティップの柔らかいロッドを選んでください。ティップランエギングは竿先で当たりを取る釣りですので、ティップの感度や硬さが非常に重要になります。初めて挑戦する友達によく「陸っぱりのエギングロッドで出来る??」と聞かれることがありましたが、できないことはありません。

でも、キャスティングが前提のエギングロッドは硬いので当たりを取るのが難しいと思います。イカがエギを抱いても竿先に反応が出にくいです。活性が高い時のように手にまで伝わる当たりが出るような時は良いですが、食いの悪い時や低水温等で活性が低い場合は当たりも小さい事が多いので、イカが抱いていても「当たりに気付けない」もしくは「気付きにくい」という事態が増えるんですよ。こうなると、釣果にも影響が出ますし、何より釣りが面白くないです。

なので、やはりティップラン専用のロッドを選ばれるのが良いかな、と思います。最近では安価で性能も良いロッドが各メーカーから多く販売されているので、釣具店で実際に手に取ってみて予算に合わせて購入されると良いでしょう。その際は「ティップの柔らかさ」を意識するのを忘れないでくださいね。

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リールはどうする?

リールはそこまで神経質に選ぶ必要はないです。もちろんエギング専用のリールがあれば一番ですが、ない場合でも陸っぱりで使用されている物や汎用リールと呼ばれる普通のスピニングリールで充分です。

釣具屋さんに行くとシングルハンドルとダブルハンドルの2つのタイプのリールがあると思います。これはハンドルが2個あった方が方がイカの当たりに反応しやすいので付いているのですが、お好みで選んで大丈夫ですよ。私は2個付いてるとなんとなく邪魔なのでシングルハンドルを使っています。そこまで釣果に差が出るとは思いませんし、釣りをしている時はずっとハンドルに手を掛けていますしね。ちなみにエギングの時に他の人のタックルを見るとだいたい皆さんダブルハンドルです(笑)

ちなみにどっちのタイプのハンドルを選んでも値段は1000円くらいしか変わりませんが、例えば最初シングルハンドルのリールを買って後からダブルハンドルに変えようとするとかなり高くなるので気をつけてください。リールを買う時も釣具屋さんで触らせてもらって、どっちのタイプがしっくりくるかよく吟味して買ってくださいね。

ティップランエギングの仕掛け

ティップランエギングの仕掛けはとても簡単です。というか、基本的にはエギの重さが重くなったくらいで後は陸でのエギングとほとんど変わりません。どんな感じなのかお伝えしますね。

ティップランで使うエギは?

地域によって違いもあると思いますが、ティップランのエギングではだいたい15m〜30m程度の水深を狙います。私が経験した最も深い場所で約50mでした。

陸っぱりでのエギングと比べると深い場所で釣るので重いエギを使います。一般的な物だとその日の水深や潮の早さに合わせて30g〜50gくらいの物ですね。ティップラン専用のエギもありますし、陸っぱり用のエギにシンカー(重り)を付けても対応できますので何個か用意しておくと良いでしょう。

ラインはどんな物を使うの?

次にPEラインですが、PEラインは細くするほど感度や飛距離が上がります。エギングで使うラインはだいたい0.4号〜1.0号になりますが、一番細い部類に入る0.4号のラインを使うと恐ろしく感度が高くなります。あと、値段も(笑)

しかし、その反面ラインブレイク(糸が切れる事)の確率も高くなるので、最初のうちはあまりおすすめは出来ません。

以前お試しで0.4号を使った事がありますが、海藻に引っ掛かっただけで何回も糸が切れてしまい酷い目にあいました。もっとも、私の実力不足も大きいのでしょうが、、、いわゆる極細系のラインは上級者向けですね。私がオススメできる太さは0.6号〜0.8号です。特に0.6号のラインだと、感度も充分ありますしラインブレイクも減るので是非使ってみてください。もちろん、陸でのエギングにも使えますよ。

ラインは消耗品なので、大事に使っても1〜2年で張り替えます。何回も釣りに通って自信がついてきたら、極細のラインも検討してみてください。最近では強度の高いラインも出てきました。値段は相変わらずなので私は今でも0.6号ですが、、、

細かい話になってしまいましたが、この僅かなラインの太さの差で大きく釣りが変わってくるので覚えておいてくださいね。
 
 
後は釣りに行くだけです。

他にもイカが釣れた時の保存の仕方の記事やなかなかイカが釣れない時の話もあるので参考にしてみてください。

アオリイカの締め方や保存法

エギングで釣れない原因。春や秋のコツ

まとめ

ティップランエギングは竿先で当たりを取る、繊細な釣りになります。

竿先のわずかな変化でも、イカが抱いている可能性がありますので、最初の頃は違和感を感じたら遠慮せずフッキングを入れていくと釣果アップにつながりますよ。

それと、秋イカは体がまだ小さくあまり強くフッキングすると足が切れてしまいますので、軽めに合わせたり、ドラグを少し緩める等の工夫をしてくださいね。

それでは、良い釣りを!

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