アオリイカの締め方や保存法について。簡単なレシピも紹介します!
2017/07/05
皆さんはエギングでアオリイカが釣れた時、ちゃんと保存してますか?
堤防からでも船でもせっかく釣ったのなら美味しく食べたいですよね。
今回はアオリイカの締め方や保存方法、また簡単にできるレシピをご紹介しますので是非チェックしてみてくださいね。
アオリイカの締め方
アオリイカが釣れたら出来るだけ早く締めましょう。スカリや船の生け簀に入れておく等して生かしておく方法があれば良いですが、そのままクーラーに入れるのはオススメしませんよ。
締め方は簡単!
まずはアオリイカの胴体とゲソの境目あたりにイカ絞めピックを入れます。そうすると胴体が白くなるので、次に目と目の間にピックを入れてゲソの部分を絞めます。ピックを刺してちゃんと締まっていれば真っ白くなるので、それで終わりです。イカ締めピックは専用品か無ければフィッシングナイフやハサミ等でも代用できるのでご用意ください。わかりやすい動画があったのでご紹介しますね。
締め終わったらクーラーに入れますが、この時氷や真水には絶対に直接触れないようにしてください。直接氷に当たれば身が変色(身焼け)したり、真水の中に入れればイカが水を吸い味が悪くなります。密封できるビニール袋にイカを入れるか氷とイカの間に新聞紙やビニールをあてる、水を入れる時は海水を入れる、といった処理をしましょう。私の場合は、コンビニで氷を買って袋を開けずに使っています。
釣れた時にどういった処理をするかで鮮度や味がかなり変わりますので、ここでしっかり締めておきましょうね。
アオリイカの保存法は?
アオリイカを捌く時に気をつけるのは墨袋を破らない事です。中に墨が残っているとイカの身に付いたりして臭いや変色の原因となるので注意して取りましょう。また、食べきれずに冷凍保存する場合は内臓を取り下処理を済ませてから凍らせます。そのまま冷凍庫に入れると、これもまた変な臭いが付いたりしますので下処理は面倒がらずに行ってくださいね。
捌く時には水道水で内臓や汚れを洗っても大丈夫ですが、真水を使った時は洗ったらすぐに布巾やキッチンペーパーなんかで水気を取ってから保存すると長持ちします。
とは言ってもさすがに半年や一年以上の保存はよほど完璧に処理しないとキツイので、冷凍保存する時はできるだけ早く食べきってくださいね。
また、イカを捌く時に注意して欲しい事が薄皮です。イカをさばく時は必ず内側の薄皮も取ってくださいね。布巾やキッチンペーパーでこすれば簡単に取れます。もちろん食べれないと言う訳ではないですが、この内皮を取らないと刺身等で食べる時に硬くなってしまします。
手のひらサイズの小型のイカならまだマシですが、体が大きくなるにつれ、皮も厚くなりどんどん歯応えのある食感(笑)になっていきます。
以前おすそ分けをした時にこの事を知らない人がいて、コリコリ食感を味わった人がいたので念のため。
新鮮なアオリイカのお刺身は柔らかくて美味しいですよ!
アオリイカを使った簡単レシピ
最後にアオリイカを使った簡単な調理法を少しご紹介します。
まず、何と言ってもお刺身ですね。元が高級イカなので釣ったその日に食べても美味しいのはもちろんですが、あえて一晩冷蔵庫に入れておくのも良い方法です。1日寝かせる事によって甘みが増し、次の日にはさらに濃厚な味が楽しめるでしょう。
次は簡単な一夜干風のやり方です。捌いて開きにしたイカの身をラップをかけずに一晩冷蔵庫に入れておきます。こうする事でイカの水分が程よく飛び、一夜干しに似た食感を味わえます。網やグリルを使って軽く炙ればお酒のおつまみにも最適ですよ。この方法、私も初めて挑戦した時は冷蔵庫の中に臭いが移らないか心配しましたが特に何もなかったです。現場での保存や家での下処理をきちんとしておけば大丈夫かと思いますので、是非チャレンジしてみてくださいね。
あと、簡単な調理法といえばイカの沖漬けがあります。これは瓶やタッパーに醤油、酒、みりんをお好みの量で入れ、そこに釣ったばかりのアオリイカを入れるだけです。入れる時は締めずに生きたまま入れてくださいね。そのまま一晩置いたら完成です。そのまま頂きます。
この沖漬け、間違いなく一番簡単な調理法です。沖漬けは本来は内臓ごと食べる為の調理法ですが、内臓が苦手な方は食べる時に捌いて食べてください。ちなみに私も捌いてから食べています。また、漬けるタレも市販の麺つゆで代用もできますし、最近では沖漬け専用タレも釣具屋さんで見かけます。これらは私はまだ試したことはないですが、興味のある方や出来るだけ簡単に済ませたい方は使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
アオリイカは締めや保存をきちんとすれば簡単な調理法でもとても美味しく食べることができます。
少し面倒かも知れませんが、釣りはいかに美味しく食べるかも楽しみの一つだと思いますので是非一度お試しください。
またイカ釣りに関して、エギング関連の記事もまとめてありますので興味のある方はご覧ください。
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たくさん釣ってきてくださいね。
それでは!