情報日記

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初めての釣り エサ釣り編

サビキ釣りの初心者さんへ。簡単な仕掛けやコツをお伝えします

2017/09/18

皆さんはサビキ釣りってご存知ですか?

簡単な仕掛けでアジやイワシ等の魚が数多く狙える事から、港や堤防で大人気の釣りです。ミャク釣りやチョイ投げ釣りなどと共にファミリーフィッシングの代名詞と言っても良いでしょうね。私も船で港を出る時などは毎回必ずと言っていいほどサビキ釣りをしている方を見かけます。

今回はそんなサビキ釣りについてお話しようと思います。

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サビキ釣りってどんな釣り?

サビキ釣りは、サビキカゴというカゴの中に詰めたエサを海中でばらまく事で煙幕を作り、その中にある針に魚が食ってくる、という釣りです。針にエサはつけないので虫が苦手な方は向いているかも。その代わり匂いがキツイですが。サビキ釣りでは主にアジやイワシ、サバなんかが釣れます。他にも港に入ってきている群れ次第でいろんな魚が釣れますよ。カマスとかサヨリとか。どれも食卓でも人気の魚ですよね。

しかも、大きな群れに当てれば入れ食いで短時間で大漁も夢ではない釣りです。サビキ釣りは初心者の方やファミリーの方にも人気のある釣りですし、数が釣れれば家族にも喜ばれるお土産にもなるので、ぜひオススメしたい釣りです。

仕掛けの付け方は?

サビキ針とサビキカゴが必要になります。サビキ針はいろいろ種類もあり迷うかもしれませんが一番安いもので大丈夫です。カゴについても同様です。仕掛けの真ん中付近にカゴをつける方法(上カゴ式)と一番下にカゴをつける方法(下カゴ式)の2種類がありますが、お好みで大丈夫です。東日本は上カゴ、西日本は下カゴが多いですね。今回は下につける下カゴ式について書いていきますね。写真のカゴも下カゴです。

つけ方も簡単で、サルカンやフックが付いている方にリールからの糸を結び、もう一方の側にサビキカゴを引っ掛けてください。とてもわかりやすい動画があったので参考にしてくださいね。

動画にあるように、糸やカゴをセットする前に仕掛けを台紙から外すと糸がぐちゃぐちゃになってしまうので必ず先に糸とカゴを付けてからゆっくり仕掛けを外しましょう

エサについて

サビキ釣りのエサにはアミエビの冷凍ブロックを使います。小さいもので400〜500円程で売っているのですが、カチカチに凍っています。必ず解凍させて使いましょう。凍ったまま削りながら使うと、エサも上手くバラず煙幕もできないですし、手返しも悪く、最悪モタモタしているうちに魚の群れがいなくなる事もあります。できれば釣りに行かれる少し前に買っておいて、完全に解凍させてから使うことをオススメします。解凍させる時は、直射日光に当てないように注意してください。直接太陽に当てると変色の原因になり、魚の食いが悪くなります。

釣具屋さんによっては連絡すれば解凍しておいてくれる店もあるので、釣り場の近くに釣具屋さんがある場合は事前に問い合わせてみると良いですよ。

また、常温で使えるエサも売っているので時間がない時は使ってみてください。私も仕事帰りでちょっとだけサビキで釣りをする時なんかは常温エサを使って遊んでいます。

サビキ釣りのコツ

サビキカゴにアミエビを入れ海に投入しましょう。そのまま底まで落としてください。底に着いたら糸が緩みます。そうしたら糸を張り、ゆっくりと少し大きめに竿を上下に動かします。サビキカゴの中のアミエビを広範囲に少しずつ出していくイメージで竿を動かしてください。竿を動かしたら少しの間、手を止めてアタリを待ちます。その動作を2〜3回繰り返したら、竿を上げまたエサを詰めましょう。アオイソメと違って針に直接エサはつけないので、すぐにカゴの中のエサは無くなります。エサのチェックはこまめにするようにしてください。

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また、サビキの仕掛けには針が3〜5本付いています。釣りをしてみて、よく糸が絡んでしまうようであれば、針を上から1本か2本カットするとトラブルが減りますのでお試しください。一度に釣れる魚の数は減ってしまいますが、トラブルが減る分ストレスもなくなりますし、手返しも良くなるので結果的に数は釣れると思います。

それと、釣り場や潮の時間を上手く使う事で釣果が上がるので参考にしてみてください。

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慣れてきたら投げてみよう

サビキ釣りでは足元に落とす釣り方の他に、ウキを付けて投げる投げサビキという釣り方もあります。遠くからでも見えるように大きなウキを使います。広範囲を探れますし、水深が深くなると型の良い魚が狙えるので慣れてきたらぜひ挑戦してみてください。

仕掛けの作り方は簡単で、道糸にウキゴムと投げサビキ用のウキを付けるだけです。ウキ下の長さは約1.5〜2.0m程度で良いでしょう。魚の食いが悪かったり、深い場合は微調整してください。目安としては水深の半分位です。ウキ下の長さが竿より長くなるとエサの交換や魚の取り込みが非常にやりにくくなるので気をつけてくださいね。

あとは潮の流れでエサを撒いていきウキが沈んだら軽く合わせてください。アジやイワシは口が弱いので強く合わせるとバラしてしまいます。

また、朝夕のマズメ時の時間ではウキが暗くてよく見えない時があります。そのような時はウキの先にセットできる蛍光剤がありますのでそれらを使いウキが見えるようにする工夫をすると良いですよ。サビキ釣りのターゲットになる魚は特にマズメ時によく釣れますので用意しておくと助かります。

魚が釣れた時の保存法は?

魚が釣れた時はクーラーに海水と氷を入れましょう。いわゆる氷締めというやつです。堤防等で狙うアジやイワシは小さいので血抜き等の処理をせずにそのままクーラーに入れて大丈夫です。氷はコンビニや釣り具屋さんで用意したものを袋から出さずに入れます。魚は真水に浸けたり直接氷に当てたりすると一気に味が落ちますので気を付けてください。海水と袋に入ったままの氷を入れて保存する、という風に覚えておいてもらえれば大丈夫です。海水を汲めるロープ付きのバケツは忘れずに用意してくださいね。

帰る前に気をつける事

釣りが終わった後アミエビをそのままにして帰る方がいます。釣りを始めて間もないうちは、アミエビを地面にこぼしてしまう事も多いと思いますが、帰る際には必ず水で洗い流してください。そのままにしておくと悪臭がしたり、ハエがたかったりします。参考リンクを貼っておくので御一読ください。

釣りのルールやマナーの話。釣り場のモラルを守って楽しもう

まとめ

サビキ釣りは手軽で子供から大人まで楽しめる釣りです。

釣り場のルールやモラルを守って良い思い出を作ってくださいね。

また、釣りの準備や他の釣りに関する話が気になる方はこちらもどうぞ。特に釣りの経験がない方はぜひ参考にしてください。

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それでは!

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